三種九部の法華経

さんしゆきようとは、法華経について①もん、②しゆじゆくだつ、③こうりやくようという三種の判別があり、これによって、都合、九種の分別が生じることをいいます。
総本山第二十六世日寛上人は『かんじんのほんぞんしようもんだん』に、
「当抄において重々の相伝あり。いわゆる三種九部の法華経」(御書文段 一八九㌻)
と、本宗で『観心本尊抄』について重々の相伝があるうちの第一に、三種九部の法華経をげられています。

- 大白法 第 1125 号 令和 6 年 5 月 16 日